2011年11月16日水曜日

夜中に衝動買いした曲

夜中に目が覚めて衝動的に購入した三曲。

Hey Jude / The Beatles

My Cherie Amour / Stevie Wonder

Follow Me / Uncle Kracker

2011年11月13日日曜日

iOS5.0.1 登場

ふと気づくと、iOS5.0.1がリリースされていた。

今回から、iTunesにつながなくてもアップデートできると言う。試しにアップデートしてみると、十数分で完了した。特に変わったところもない。

ネット上のいろいろな話だと、電池持続時間が伸びてるとか、フリックがスムーズとか言う話だが、今ひとつよくわからん。しかし、iPhone本体だけでアップデートできるのは便利だな。

2011年11月10日木曜日

iPhone4 にストラップを付けている

待ちに待って買った iPhone4の白。ダサいと言われようがなんだろうが、こいつに傷をつけるわけには行かねえ。ということで、BELKIN の iPhone 4G 用ポリカ透明カバー をかぶせて、poddities という金具を付けて、バンジーストラップを取り付けている。



サンプル写真ではストラップホールが背面側に来るような取り付け方だが、私は前面側にストラップホールが来るように取り付けている。



取り付けは簡単で、小型のドライバーとネジが付属しているので、それを使って取り付けるのである。しかし、この付属のドライバーはちょっと精度的に疑問があり、ねじ山をなめてしまう可能性があるので、私は小型のトルクスドライバーを買って使用している。

2011年10月30日日曜日

乗り換え案内ってヤツは…

19:15発の飛行機に乗るため羽田空港に行く便を日本橋で検索していた。なのに、こんな時に限ってつながらない乗り換え案内。いつまで待っても検索中。ほんと肝心なときに動かないんだよコイツ。まっすぐ京急線で空港まで行くか、モノレールに乗り換えるか、勝負の分かれ目である。



iPhoneの回線のせいではない。この時点でWebとかはちゃんと見れたのである。
結局、ギャラクシーS2を取り出して検索するのであった。なんじゃそれ。(正解は、モノレールに乗り換えると18:51着、まっすぐ京急線だと18:54着)

2011年9月2日金曜日

iOS5 beta7

iOS beta7 がリリースされたので早速インストール。
リリースノートにはいろいろ書いてあるが、開発向けの細かいところが修正されているようだ。

表立ったところで気づいたのは DropBox でファイルが表示できるようになったことくらいかな。

2011年8月23日火曜日

iOS5 beta6 を試した

毒くわば皿まで。iOS5 beta5 に続き、beta6に挑戦。

写真が復活!やったー!
evernoteも中身が見えるように(これは iOS の改善じゃなくて、evernote が対応したんだけどね)
本体が熱くならない!
iCloudは、まだ試してない!なんかいろいろ流出とか怖いじゃん?
日本語変換はちょっといまいちだなー。変換候補が場所取り過ぎ。

iPhone in blue

ある日突然真っ青になった私の iPhone。



げに恐ろしきはベータ版。ボデーが道理で熱くなってるなと思ってた。

2011年8月18日木曜日

iPhone で消えた写真の戻し方

iOS5にアップデート後、すっかり消えてしまった写真。大した写真は入ってなかったのだが、ブログで使おうと思っていた写真もあったりして、ちょっと勿体無いなと思っていたのである。

iOS4.3.3にリストアするという手もあるのだが、Notification だとか、リマインダーだとか含めて iOS5 の動作にはなんとも言えず捨てがたい魅力があり、どうしようか迷っていた。

そこで見つけたのが picturescue というソフトウェアである。



iPhoneのバックアップイメージから、写真データを復活させてくれるのである。と、言う事で見事復活した。ただし、約4ドルの有料ソフトなので注意。

2011年8月11日木曜日

iOS5 beta5 へアップデートしたら

bluetooth ヘッドセット MW600 での曲名表示機能を試したいという理由でアップグレードした iOS5 beta5。

MW600 の曲名表示機能は確認できたのだが、Evernote はちゃんと動作しないわ、Dropbox もおかしいわ、極めつけは写真が全部消えてたりとか、ロクでもないことが多数起こったので、元のiOS4.3.3 に戻そうと思ったのだが、普通のリストア方法では戻らないらしい。

一時「認証サーバにアクセス出来ない」なんてエラーも出て、ついに愛する iPhone4白 を壊してしまったかと思ったが、iTunes4 に戻してリストアを試みたり、やっぱり iTunes5 beta で最リストアしたり、Xcode のオーガナイザからのリストアを試みたり、iOS4.3.3のファームをダウンロードして iTunes からリストアしようとしたり、ことごとく狙いが外れていくのである。

昨日なんかとりあえず iOS5 で起動するまで戻すのに4時くらいまでかかってしまったのである。今日もいろいろやったが駄目だ。

しかたない。

こうなったらDFUモードiOS4.3.3 に戻すしかないかなどと思っているのだが、もう遅いから寝よう。やはりベータ版に手を出すもんじゃないな。

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2011年7月13日水曜日

日経と朝日新聞を解約してしまった

購入後しばらく我慢していた日本経済新聞 電子版 - NIKKEI INC.を解約した。

そのうち慣れるだろうと思っていた使いにくいユーザーインターフェースだったが、結局最後まで使いにくいままだったし、日経もそれを修正しそうにはなかった。

朝日新聞 for iPadも、なんていうか中途半場で、結局一度も見なかったので解約してしまった。

私がほしいのは、毎日一定時間に自動配送されて、紙面みたいに読める新聞なのだ。Reeder で読めるようなものは、Reeder で読めばいいのである。

ほんとこう、日本を代表するメディアなのに、なんかわかってないな。

Provisioning Profile が切れてしまったらどうしたらいいのか?

しばらく Xcode を触ってないと、Provisioning Profile の有効期限が切れてしまったりすることがある。

基本的に Provisioning Profile のことはよくわかってないので、こういう場合は焦るばかりである。

で、そんな時はやはり Google

http://iphone.hd-28v.com/?eid=69

2011年6月27日月曜日

風呂で iPhone を使う

iPhone 中毒者は風呂でも iPhone を使いたい。

BB2C や Reeder や 日本経済新聞を風呂の中でも読みたい。

そういう時には、こういうのとか:



こういうのとか:



まあ、さがせばいろいろあるのだが

最も手っ取り早い方法はこれ、ziplock ストックバッグ


簡単で安いのに二重ロックとかすごい。

2011年6月22日水曜日

Distribution ビルドでハマった時に読むブログ

Distribution 向けビルドをやっているときに、何回やっても "Application failed codesign verification" というエラーが出て先に進めない。
Developer ビルドに戻すと普通に動く。

なぜだ〜!

ということで検索しまくって見つけたのがこちらのブログ

Distribution用のデジタル署名を次の二箇所で指定しなければならないということらしい。

  1. プロジェクトの「情報を見る」→「コード署名ID」
  2. ターゲットの「情報を見る」→「コード署名ID」

二箇所に署名登録とかありえねー。
いやー、ありがとうございました。

2011年6月16日木曜日

Dock ケーブルを延長するコード

iPod とか iPhone に付いてくる Dock ケーブルは、微妙に短い。ことわざに「帯に短し襷に長し」と言うが、まさにそんな感じ。しかし、このことわざを考えた昔の人って偉いね。

Dock ケーブルの一端は大抵の場合 USB コネクタになっているので、USB 延長コードを使って伸ばすという手もある。しかし、諸事情によりというか何というか、Dock コネクタの方を伸ばしたい場合もある。

典型的なパターンとしては、iPod nano 用のスタンドに、無理やり iPhone 接続したいとかそういう場合だ。iPhone 用スピーカーもそういう時あるよね。

そんな時にはこれ↓



ELECOM iPad用DOCK延長ケーブル 1m ホワイト AVA-ED10WH

大変便利である。

iPhone/iPod 用スピーカー Philips DS8500 レビュー

前々から、iPhone 用のスピーカーが欲しかったのである。

こうやってブログとか更新しているとき、映画の DVD よりも、音楽を聞いている方が落ち着いて作業できるからだ。PS3 に接続しているスピーカーシステムに AUX IN するという手もあるのだが、これがまたゲインが妙な感じで、ボリュームレベルがPS3と合わない。

以前 JBL の On Station という小型スピーカーを使っていた時期もあるのだが、所詮は小型スピーカーの悲しさ、音がしょぼいし、なんとなくイライラさせる周波数が混じっていたため、オークションで売っぱらってしまった。

前々から BOSE のサウンドドックには注目していたし、いい音もするとは思うのだが、価格的にボッタの世界を感じるのである。非常に有名な製品ではあるが、そういうわけで、いまいち踏み切れずにいた。

ロジテック、サンワサプライ、プリンストン、バッファロー、オーディオ・テクニカというと、どうしても安っぽいイメージが強い。B&Wのツェッペリンなんかは明らかに良い音がするのだが、値段も8万円ほどするし、ボデーもめちゃめちゃでかいので、置き場所に困ることうけ合いである。

そこで、ヨドバシカメラで片っぱしから聞いてみたのである。パナソニックのはどうにもならない音しかしなかったし、ソニーのも微妙に日本のオーディオの典型的な音がするし、安っぽい。大体ソニーのくせに iPhone のペリフェラルなんて作ってんじゃねーよ。TEACもいまいち地味だし、DENON, ONKYO, KENWOOD, Pioneer あたりも安さが表に出過ぎている感じがする。それと、日本のオーディオメーカーって、なんか音がシャリシャリしてないか?

BOSE のサウンドドックはたしかに音がいい。しかしこれって3万円も出す価値あるんだろうか?いろんなレビュー見てもリモコンが使いにくいって話しだし。

そんななか見つけたのがフィリップスの一連のシリーズである。DS9000は音がいいのだが、5万円超と高いのでパス。その次のグレード DS8500 は、価格24千円程度で、BOSE のサウンドドック並の音がしたし、専用のアプリが用意されていて、イコライジングまで操作できるようになっている。BOSE よりはずっと親切な印象である。DS8500より安いのになると、さすがに音が安いのでそれはおすすめできない。

DS8500はこれ↓。



正式名称はPHILIPS Fidelio/フィデリオ DS8500である。

使い方は想像通りこんな感じで、Dockコネクタに差して使う。このドックコネクタがコネクタ単体で飛び出していて、しかも前後に可動式になっているので、結構接続の自由度が高い。ごついプロテクターみたいなのを付けていても装着できるのである。これは親切に考えられているなと思う。



Dockコネクタエクステンダーを使うと、有線リモコンみたいな使い方もできる。これは実に便利。




そしてこのDS8500、iPad も刺せちゃうのである。これはいい。楽しい。PS3で映画なんか見てる場合じゃねー。



自分的にはイコライジングまで設定できるこの専用アプリがかなり気に入っている。BOSEにはこんなアプリないんじゃないか?(あったらごめん)



専用アプリについて詳しくはこちらをどうぞ

まあ、偉そうに言うほど知ってるわけでもないが、一般的なアドバイスとして、2万円以下の製品と、サイズが小さい製品はやめたほうがいいと思う。

2011年6月15日水曜日

カレンダーアプリ


こんな感じで、とても見やすい。




Refills - KGT Inc.

Provisioning の所まで訳してみてわかったこと

なにせ今まで適当に通過してきた Provisioning Profile であるが、なんとなくわかったことがある。

今まで最大の謎だったのが  Development Provisioning Profile における、"Team Provisioning Profile:*" の存在だ。こいつを指定すると、プログラムは普通に iPhone で動くのである。それ以外を指定すると、なんかプロファイルが違うとか怒られたりするのである。

"Team Provisioning Profile" は、Xcode がデフォルトで使うプロファイルなのだ。そして、それには ABCDEFGHIJ.* というワイルドカード App ID が付随しているのだ。("ABCDEFGHIJ" のところは、なんかランダムなIDコードが入る)

実際にリリースするようなアプリケーションの場合は、このワイルドカードではダメで、別途App ID が必要になる。その App ID を指定した provisioning profile を指定する際には、Xcode でターゲットの情報を見て、Identifiler(識別子)欄にその名前を各必要があるのだ。

ここまでは大体わかったのだが、今までのところ、ワイルドカード App ID を作ってないので、ワイルドカードの扱いがよくわからない。

次は Distribution Profile を読んでみたい。

Provisioning Portal の謎〜ひとまず訳してみる005〜Provisioning

Development Provisioning Profile の生成とダウンロード

Provisioning Profile とは、開発者とデバイスを認証された iOS 開発チームの一意な関連付けを行い、そしてデバイスをテストに使えるようにするための、デジタル要素の集合体である。Development Provisioning Profile はアプリケーションコードを動かしたいデバイス全てにインストールされている必要がある。それぞれの Development Provisioning Profile は複数の iOS Development Ceritificate (iOS開発者証明書)と、複数の一意なデバイス識別子と、ひとつのApp IDを持っている。
Provisioning Profile 内に指定されたデバイスをテスト用に使えるのは、プロファイルに自身の iOS Development Certificate (iOS 開発証明書)が含まれている開発者のみである。ひとつのデバイスは複数の provisioning profile をもつことができる。
Development Provisioning Profile の生成
  1. ポータルの "Provisioning" セクションにおいて、チーム管理者は Development タブの "Add" をクリックする
  2. Provisioning Profile の名前を入力する
  3. この provisioning profile に登録するデバイスを指定する。Provisioning profileを使用するためのデバイスを指定する必要がある。もしデバイスのUDIDがprovisioning profile に含まれていないと、プロファイルとあなたのアプリケーションはそのデバイスにインストールされない。
  4. Provisioning profile に登録される iOS Development Certificate を指定する。ここで指定する iOS Development Certificate は、あなたのデバイス上でテストしたいアプリケーションへ署名するのと同じでなければならない。
  5. Development Provisioning Profile に単一の App ID を指定する。ひとつのDevelopment Provisioning Profile に指定できるのは、たったひとつの App ID のみである。だから、あなたのつくる複数のアプリケーションがそれぞれ異なるキーチェーンへアクセスする必要があれば、各アプリケーション用に Development Provisioning Profile をそれぞれ作る必要がある。全く同じキーチェーンへアクセスする複数のアプリケーションのセットを作る場合もしくは、キーチェーンへのアクセスが必要ないアプリケーションを作る場合は、ワイルドカード(アスタリスク)を含む App ID を使用してアプリケーションをビルドすることができる。
  6. Development Provisioning Profile を生成するために "Submit" をクリックする。



Development Provisioning Profile のインストール

すべてのチームエージェント、管理者、そしてメンバーは Development Provisioning Profile の精製後に、それをポータルの "Provisioning" セクションからダウンロード出来る。Provisioning Profile 内に、自身のAppleデバイスIDと、iOS Development Certificate を含む開発者のみがアプリケーションを自分のデバイスにインストールしてテストできる。
  1. Provisioning Portal "Provisioning" セクションにおいて、必要な provisioning profile の横にあるダウンロードボタンをクリックする。
  2. ドックの Xcode アプリケーションのアイコンもしくは Xcode の”オーガナイザー”ウインドウ内にダウンロードされたファイルをドラッグ&ドロップする。そうすると自動的に .mobileprovison ファイルを所定のディレクトリにコピーしてくれる。あるいは、.mibileprovision ファイルをドックの iTunes アイコンにドラッグするか、もしくはファイルを‘~/Library/MobileDevice/Provisioning Profiles’にコピーすれば良い。ディレクトリが存在しない場合、それを作成する必要がある。また、.mobileprovision ファイルのインストールは、オーガナイザーウィンドウの Provisioning セクションの "+" ボタンをクリックしても良い。



アプリケーションのビルドとインストール


あなたはこの時点で認証された iOS Development Certificateと、Apple デバイスそして正常にインストールされた Development Provisioning Profile を持っている。Xcode は今、アプリケーションをビルドして、開発用デバイスにインストールできる。たったひとつの iOS Development Certificate と、iOS Development Provisioning Profile しか持っていない場合、Xcode 内の設定を変更する必要は一切ない。コンパイルとインストールの方法は下記の通り:

  1. Xcode を起動してプロジェクトを開く
  2. プロジェクトウィンドウ内において、左上隅のドロップボックスから‘Device - iPhone OS’ from the ‘Device | Debug’を選択する
  3. プロジェクトターゲットをハイライトさせ、メニューバーの"info" アイコンを選択する。
  4. ターゲット情報ウインドウの "Build" ペインを開く。 ‘Code Signing Identity’ フィールドの‘Any iOS Device’ ポップアップから 開発中のコードに署名及びインストールしたいiOS Development Certificate / Provisioning のペアを選択する。あなたの iOS Development certificate はボールド体で表示され、関連付けられた Provisioning Profileがその上にグレーで表示されている。下記のサンプルでは、  ‘iOS Developer: Team Leader’ Development Certificateであり、'My First Development Provisioning Profile’ がそれに関連付けられた .mobileprovision ファイルである。

  • 注意:iOS development certificate のプライベートキーが失われるかもしくは provisioning profile に iOS development certificate が含まれない場合、iOS Development Certificate / Provisioning Profile のペアが選択できず、下記の表示を見ることとなる。この状況を修正するため、プライベートキーを再インストールするか、あるいは、あなたの iOS Development certificate が含まれているprovisioning profile をダウンロードする必要がある。
5. ターゲット情報の "Properties" ペインにおいて、App ID の Bundle Identifier 部分を入力する。App ID を明示する場合、Identifier フィールドに App ID のBundle Identifier 部分を入力する必要がある。例えば、あなたの App ID がA1B2C3D4E5.com.domainname.applicationnameである場合、com.domainname.applicationnameを入力する。App ID にワイルドカード(アスタリスク)を使用している場合、アスタリスクを他のどんな文字列で置き換えても良い。  
下記に、App ID の例と、Xcode Identifier フィールドへの入力例を示す:
    • App IDの例: A1B2C3D4E5.com.domainname.applicationname
      Xcode
      に入力する Identifier: com.domainname.applicationname
    • App IDの例: A1B2C3D4E5.com.domainname.*
      Xcode
      に入力する Identifier: com.domainname.<name_of_application_or_suite>
    • App IDの例: A1B2C3D4E5.*
      Xcode
      に入力する Identifier: <full_reverse_dns_university_and_application_or_suite_name>
6. アプリケーションをデバイスにインストールするため、 ‘Build and Go’ をクリックする。

2011年5月28日土曜日

Provisioning Portal の謎 ~ひとまず訳してみる 004~App ID の概要

App IDs

App ID はiOS開発とProvisioning プロセスの統合的なパートであり、これによってApple Push Notification service および/もしくは 外部ハードウェアアクセサリとの通信が可能になります。さらに、App ID はキーチェーンデータ(パスワードのような)をアプリケーションセット間で共有するために使用できます。

App ID は10文字の一意な “Bundle Seed ID” と呼ばれる文字列と、traditional な(訳注:この部分、訳者は MacOS での開発経験がないので適切な訳語が選べない) CF Bundle ID(もしくは Bundle Identifier) から構成されます。App ID におけるBundle Seed ID の部分は、単一 App ID を用いてあなたが開発する複数のアプリケーション間でキーチェーンアクセスを共有する為に使用できます。さらに、iOSアプリケーションとペアで使いたい外部ハードウェアアクセサリに組み込むことも出来ます。Apple Push Notificaton service (APNs) を使用するため、および、In App Purchases にアプリケーションを登録するためにも、App ID の登録は必要です。
App ID の Bundle Identifier 部分はワイルドカードキャラクター(アスタリスク “*”)で置き換えることも出来ます。これにより、一つのApp ID を複数のアプリケーションをビルドしてインストールする目的で使用で>きます。ワイルドカードキャラクターを使用しない場合、アプリケーションをあなたのデバイスにインストールするためには、App ID のBundle Identifier 部分をXcode のCF Bundle ID として入力する必要があります。Bundle Seed ID の部分は Xcode に入力する必要はありません。ワイルドカード App ID は、Apple Push Notification Service および In App Purchase と共に使用することは出来ません。

Apple Push Notification Service について更に詳しくは、 Local およびPush Notification プログラミングガイド, App ID How-To および、 Apple Push Notification topic in the Apple Developer Forumsを参照ください。

In App Purchases をアプリケーションに組み込むためのさらに詳しい情報は、 Store Kit Programming Guide, App ID How-ToiTunes Connect ユーザーガイドを参照ください。

キーチェーンアクセスに関して詳しくは Keychain Services Reference を参照ください。

iOSアプリケーションと通信する外部アクセサリーについて詳しくは MFi Program を参照ください。

Provisioning Portal の謎 ~ひとまず訳してみる 003~App ID

Provisioning Portal の App ID パートの "How To" タブには次の記述がある:

~~~

App ID の生成


App ID は一意の識別子(identifier)であり、これによってAppleからの通知サービス(Apple Push Notification Service), アプリケーションとのキーチェーンデータの共有、自作のiOSアプリケーションプログラムと関連づけたい外部ハードウェアアクセサリとの通信が可能になります。iOSベースのデバイスに自作アプリケーションをインストールするには、App ID の生成が必要となります。

個々のApp ID は、 10文字の一意な “Bundle Seed ID” プレフィックスと、”Bundle Identifier” から構成されます。”Bundle Seed ID” は Apple によって生成され、”Bundle Identifier” はチーム管理者がProvisioning Portal に入力します。App ID の”Bundle Identifier” 部分には、ドメイン名を逆から記述した形式が推奨されます。App ID は例えば次のような形式です: 8E549T7128.com.apple.AddressBook.

同じキーチェーンアクセスを共有するアプリケーションのセット(例:アプリケーション間でパスワードを共有するようなアプリケーション群)を生成する場合、もしくは、全くキーチェーンへのアクセスを必要としない場合、アスタリスク”*”をワイルドカードキャラクターとして後置してアプリケーションセット用に単一のApp ID を生成することが出来ます。ワイルドカードキャラクターはApp ID 文字列の一番最後の文字でなければなりません。この種のApp ID は次のようになります:R2T24EVAEE.com.domainname.* もしくは R2T24EVAEE.*

こうしたワイルドカードを使う場合、Xcode の “CF Bundle Identifier” フィールドに単純にアスタリスクを入力すれば良いだけです。

App ID の生成


  1. チームメンバーもしくはチーム管理者がProvisioning Portal の “App ID” セクションに行きます。
  2. “Add ID” をクリックします。
  3. App ID 用の共通名を入力します。これはProvisioning Portal ないで参照を容易にするための名称です。
  4. Bundle Identifier をテキストフィールドに入力します。”com.domainname.applicationname” のように、ドメイン名を逆転したような記法を推奨します。同じキーチェーンアクセスを共有するようなアプリケーションセット用には、Bundle Identifier としてワイルドカードキャラクターを使用する必要があります。(例: com.domainname.* もしくは *)。このBundle Identifier はXcode内の自作アプリケーション用のあらゆるCF Bundle Identifier に合致する必要があります。
  5. この時点で “Submit” をクリックすると、10文字のBundle Seed ID が生成され、すでに入力ずみのBundele Identifier と結合されます。この文字列はApp ID 文字列となります。注意:Bundle Seed ID は、Xcode に入力する必要はありません。
  6. 共通のキーチェーンアクセスを必要とするアプリケーションセットそれぞれにApp ID を生成します。キーチェーンアクセスを必要とするアプリケーションセット(アプリケーション間でパスワードを共有するような)を作成したり、キーチェーンアクセス不要なアプリケーションセットを作成する場合、アスタリスクをワイルドカードキャラクターとして後置した単一のApp ID を全てのアプリケーション用に生成します。


App ID をApple 通知サービス(Apple Push Notification service)に登録する


  1. Provisioning Portal のApp ID セクションでは、Apple 通知サービス(Apple Push Notification service)に使用したいApp ID を設定することが出来ます。APNに使用できるのは特定のBundle ID を持つApp ID のみです。ワイルドカードApp ID を使用することは出来ません。Apple 通知サービス(Apple Push Notification service)カラム内の”Available” を参照してこのApp ID を登録すると共に、このApp ID のための証明書を設定する必要があります。
  2. 使用したいApp ID の横の “Configure” をクリックします。
  3. Configure App ID ページにおいて、Push Notification Services ボックスを使用可能にチェックして、Configure ボタンをクリックします。このボタンをクリックすると APN アシスタントが起動されます。APNアシスタントは、あなたのApp ID に特有のクライアントのSSL証明書を生成するための一連の手順を提示してくれます。
  4. クライアントSSL証明書を任意の場所にダウンロードします。ダウンロードした証明書ファイル(拡張子は .cer)をダブルクリックして、キーチェーン内にインストールします。
  5. 終了したら、APNSアシスタント内で”Done”をクリックします。
  6. キーチェーンアクセスを起動します。プロバイダー開発用に使用しているコンピュータのログインキーチェーンに証明書をインストールしてください。APNs SSL 証明書は通知サーバ(notification server)にインストールされます。
  7. これらのステップを完了したら、iOS Dev Center Portal のConfigure App ID ページにもどっります。証明書は緑の丸でマークされ、”Enabled” と表示されます。
  8. APNのセットアッププロセスを完了するには、APNで使用可能なApp ID を含むprovisioning profile を生成する必要があります。


App Purchases とゲームセンター用にApp ID を登録する

注意:In App Purchases Sandbox をテストに使用するためには、iTunes Connect 内のIn App Purchase Test User アカウントを新に生成する必要があります。iTunes もしくは iOS 用の既存のいかなるアカウントもsandboxテスト用には使用できません。これらテストアカウントを生成する方法については”iTunes Connect Developer Guide” を参照ください。 Game Center Sandbox をテスト用に使用するには、あなたのデバイスのGame Center application 内に、Game Center テストユーザーアカウントを新たに生成する必要があります。


  1. 全ての明示的なApp ID は自動的にIn App Purchase と Game Center で使用できるように設定されます。ワイルドカード App ID と既存のApp ID を複製したApp ID は、In App Purcases と Game Center では不適格となり使用できません。
  2. In App Purcase をセットアップするために iTunes Connect の Manage In App Purcase モジュールを使用して下さい。

2011年5月21日土曜日

iPhone プログラミングのおすすめ教科書 その2

iPhone関係のプログラミング解説書はいろいろと読んだが、今のところ決定版はこの一冊「よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書」ではないかと思う。いろいろなところでこの本は好評で、特に図やイラストの多さが評価されているが、なにより「初心者がわかりにくいところ、混乱するところ」が見事に説明されているところが非常に良いと思う。

AppStore に公開したプログラムも、この本を見ながらサンプルプログラムを入力していて、それをちょっと拡張して作ったのである。非常に基本的なところが抑えられているので、入り口への導入としては非常に良い本だと思う。

朝日新聞 for iPad に非難ゴーゴー

2011年5月18日に公開された「朝日新聞 for iPad」。

産経新聞は論調が右寄りすぎてアレだし、日経新聞電子版は紙面構成じゃない上に動作が遅いし、ということで紙面構成風の朝日新聞が iPad で見られる!ということで早速ダウンロード。

しかし、このアプリにはフリートライアルという方式はなく、まずはアカウント登録しなければならないのである。News Week とか iTmedia なんかフリーなのに、まずはクレジットカード登録してアカウント設定しないと1ページたりとも読めないのである。

まあしかし、これも仕方ないなと言うことでとりあえずアカウントを作り、ダウンロード。

私はすっかり勘違いしていたのだが、当然 iPhone 用のアプリもあると思っていたのである。が、iPhone から検索するとない。朝日新聞デジタルがない。iPhone 用アプリは無かったのである。アンドロイド用にはあるのに、iPhone 用には無いのである!

これは困った。iPad は常時持ち歩いている訳じゃないからなー。家で読む分には、実物の朝日新聞があるからなー。

ということで案の定 AppStore のレビューは非難ゴーゴーである。

後から気づいたのだが、「ののちゃん」がどこにも載っていないのである。はっきり言って朝日新聞は嫌いなのだが「ののちゃん」があるから朝日新聞を読んでいるのである。その「ののちゃん」が掲載されていないのである。

しかも今日紙面をダウンロードしようとしたら、タイムアウトでダウンロードできない。おそらくアクセス集中に耐えきれなかったのであろう。

これは企画段階から無理があるよな。なんか操作性も微妙だしな。まあ、今後の改善に期待だな。
誰がこんなのにゴーサイン出したのかな。

2011年5月20日金曜日

コネクタケーブルを買い替えた


iPhone4 に買い替えてから、透明プラスチックのカバーをかぶせたのだが、そうすると今まで使っていた巻き取りケーブルのコネクタがでかすぎて(厚みがありすぎて)干渉するようになった。

なので、アップル純正のコネクタみたいな薄型コネクタが付いている伸縮ケーブルに買い替えたのである。充電も同期もちゃんとできる。細い方がなにかとありがたい。

2011年5月19日木曜日

iPhone プログラミング:おすすめの教科書その1


iPhone のプログラミングをやるにあたって、やはり Objective-C という言語はちゃんと理解しておきたかった。アップルのサイトからダウンロードできるドキュメントは、あまりに簡素を装っている割には内容が濃いため難解である。例えばダイナミックメモリを管理する際の「参照カウント」についても、読者はガベージコレクションの基本がわかっているものとしてあっさり書かれすぎていて、具体イメージがよくわからないという問題がある。

もっと簡単に説明してくれる Objective-C の入門書はないものかと探しているうち、世界一わかりやすいObjective‐Cプログラミングの授業という本に出会った。表紙には iPhone や iPad の写真が描かれているが、どうも内容を読んでいると、元々は MacOS プログラミング用に書かれていたものを、多少 iPhone 用にアレンジしているらしい雰囲気が随所ににじんでいる。

多少気になるところはあれど、C言語は理解している人向けに、Objective-C の主な拡張点を段階的に説明してくれるのは非常にありがたい。

Objective-C のすべてを完全に説明しようとはせず、ある程度のとろで切り上げているのもわかりやすい。再度読み直すときに精神的負担が少ないからだ。とはいえ、この本を読んだだけだとコマンドラインレベルのテストプログラムくらいしか動かせないのだが、それでも C や UNIX をマスターした人には、かなり Objective-C の敷居を下げてくれる本だと言えよう。

アップル純正: iPhone プログラミングドキュメント

一年前よりずっと充実した iPhone デベロップメントの日本語ドキュメント。これは助かる。

2011年5月15日日曜日

Provisioning Portal の謎 ~ひとまず訳してみる 002~Certificate (証明書)  続き

証明書署名リクエストの受理

チームの代理人とチームの管理者はiOS Development Ceritificate リクエストを受理するか拒否する権限を有しています。チームメンバーのリクエストを受理もしくは拒絶するには、チーム管理者は最初に全員のCSRを発行する必要があります。承認のためにCSRが発行されたら、チーム管理者はCeritificatesセクションにおけるDevelopmentタブに誘導されます。ここにおいて、CSRは各リクエストに対応したアクションをクリックすることで受理もしくは拒絶されます。
  1. CSRが受理もしくは拒絶されると、リクエストを発行したチームメンバーはe-mailによって証明書のステータス変更を通知されます。CSRを発行したチームメンバーと、チーム管理者に対して、それぞれiOS Developer Certificate が存在します。



Development Ceritificate をダウンロードしてインストールする

  1. Portal の‘Certificates’ > ’Distribution’において、コントロールキーを押しながら"WWDR Intermediate Certificate" リンクをクリックし、"Saved Linked File to Downloads" を選択し、証明書のダウンロードを開始します。
  2. ローカルマシンにおいて、WWDR Intermadiate certificateをダブルクリックしてキーチェンアクセスを起動し、インストールします。
  3. CSR受理によりチームメンバーとチーム管理者は Provisioning Portal の 'Certificates' セクションを通して、それぞれの証明書をダウンロードできます。証明書の横に記載されている 'Download' をクリックすることでローカルマシンに iOS Development Certificate がダウンロードされます。
  4. ローカルマシンにおいて、ダウンロードされた .cer ファイルをクリックしてキーチェンアクセスを起動し、証明書をインストールします。
  5. チームメンバーは自分自身の iOS Development Certificates をダウンロードできるだけです。チーム管理者はチームメンバーの公開 certificates をダウンロードする権限を有しています。AppleはCSRのプライベートキーを受け取ることは決してありません。プライベートキーはオリジナルのキーチェーンを生成してシステムキーチェーンに保存したチームメンバー以外の誰にも利用できません。




プライベートキーを保存し、他のシステムに転送する
複数のマシンで開発したい、あるいはシステムOSを再インストールする必要がある場合に、プライベートキーをどこか安全な場所に保管しておくことが非常に重要です。プライベートキーが無ければ、Xcode においてバイナリーにサインは出来ませんし、Appleのデバイスにおいてあなたのアプリケーションをテストすることも出来ません。CSRが生成されたとき、キーチェーンアクセスアプリケーションはログインキーチェーンにプライベートキーを生成します。このプライベートキーはあなたのアカウントと結合されておりOSの再インストールなどで失われた場合には再生セイすることが出来ません。もしも複数のシステムで開発を行うのであれば、開発用マシンの全てにプライベートキーをインポートする必要があります。
  1. プライベートキーと証明書を安全に保管し、複数のマシンで開発を可能にするには、キーチェーンアクセスアプリケーションを開き、「鍵」カテゴリを開きます。
  2. iOS Development Certificate に関連づけられているプライベートキーをコントロールキーを押しながらクリックし、そしてメニューの「アイテムをエキスポート」をクリックします。プライベートキーは iOS Developer : <First Name> <Last Name> の公開証明書とペアになって特定されています。 
  3. Personal Information Exchange (.p12) ファイルフォーマットでキーを保存します。
  4. このキーを他のコンピュータへインポートする際に使用するパスワードの入力を求められます。
  5. .p12ファイルはシステム間でやりとりできます。.p12をダブルクリックしてシステムにインストールできます。その際、ステップ4で指定したパスワードの入力を求められます。